人はどうして結婚して家庭を持ちたがるのでしょうか?
結婚という形態は、周囲から信用され経済的にも安定が増します。そして子供を育てるには適した仕組みですが、ここでは別の側面を取り上げてみたいと思います。
感情的というか、本能的というかそういったものを一緒に考えてみましょう。
「もしかしたら人は孤立を避けよういうように遺伝的に仕組まれているのかもしれない」そんな文章を目にしました。
家族を持つことはもとより、友だちや仲間を作ったり、趣味や仕事で誰かとつながったりしているのは、すべて孤立を避けるための手段ではないか。
私たちは、社会とつながっていたい、どこかで誰かとつながっていたいのです。
キリストや釈迦のように強い方もおります。
キリストは神とつながっており、釈迦は地球全体とつながっていつ事を感じていたのだとおみます。
あなたも私も一人で生きているのではなく、両親を通し何世代にもわたり祖先から命を引き継いでいるのです。祖先のだれか一人でも欠けていたらこの世に生まれてこれなかったのです。
また、周りを見渡して目に付くものすべては誰かの手によって作られてものです。ご自分で作られたと思うものでも、その材料は誰かが作ってくれたのです。
今は誰ともつながっていないように思えても、見えない糸で多くの人とつながっている。
もっとつながりを実感したいので強い人間関係を求めて家庭を持つのです。
では、なぜ離婚してしまうのか。それなまた別の機会に取り上げたいと思いますのでご期待ください。